ドラシロワ
- marquis81
- 2017年4月17日
- 読了時間: 1分
この絵は何か?
すぐにわかる人もいるに違いない。
ドラクロワのショパンである。
今回のルーブル観覧は、フランス絵画に的を絞った。
国宝級だらけのルーブルでは、19世紀の絵画はガイド・パンフレットの補足に添えられている程度の扱いで、ドラクロワ自画像とその横にあるこの有名なショパン像はシュリー翼最上階三階、モナリザ後のルートとしては辺境地のようなところにある。
「そんなのあった?」と見過ごす人もいるだろう、というところにある。
近づいてみると、キャンバスの目までわかるが、とくかく白い。
印刷物ではわからないこの白使い。
未完成と言われているが、あえて描き込んでいない、色数を限っていると考えたい。
こういう作品を観ると、描きたくなる。

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